有田焼で洗練された呉須・釉薬なら深海商店
営業:平日8:20〜17:00 TEL : 0955-42-2343 
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佐賀大学様講義 未来を拓く材料の科学Ⅱ

 

2024年1月17日(水)に国立大学法人佐賀大学様の「未来を拓く材料の科学Ⅱ」で講義をいたしました。

 

講義内容

今年は呉須・釉薬に関する話とUターン後の呉須×_.(ゴスカケル)やArita Diningなどのお話しをいたしました。

講演をした結果、学生の方からは、
有田焼を佐賀の誇りと感じて将来子ども達に伝えていきたいだとか、
講義を機に伝統産業に興味を持った
という声をもらえて有田焼のファンづくりをライフワークとしている身としては非常に嬉しかったです。

感想・意見

中略・抜粋してご共有いたします。

・自分は教師になるという目標があるので、有田焼や呉須を直接盛り上げることができないかもしれないが、この佐賀の誇りとして関わったり、いずれは子ども達に教えられるように知っていきたい。

・このままでは佐賀県の魅力の一つである肥前焼や有田焼がなくなってしまったら、ますます佐賀県の人口減少に繋がってしまうと危機感を覚えた。

・まず、日本の有田焼の歴史が朝鮮出兵のときからというのにとても驚きました。元々は朝鮮からもたらされた文化だったかもしれないですが、日本でも様々な研究と実験を重ねてさらに日本独自の文化にしていったのだなと思うと、今まで何気なく使っていた陶磁器に興味がわきました。私が学んでいる化学の知識は伝統産業の分野でも使われていると分かり、改めて化学は日常に根付いているのだと気付きました。

・自分自身あまり陶磁器について興味などは無く、釉薬などの存在も全く知らなかった。しかし講演を聴講していると陶磁器の世界は化学で成り立っていて、色の鮮やかさや美しさにとても感動した。

・様々な新しいことに取り組み、時代や流行と合わせて工夫されていてだからこそ焼物の職人が減っているこの時代に今も残って活躍しているのだと思いました。さらに、将来地元に戻り、家業をどうつぐという道を明確に決めて就職し、その経験を現在も活かしているという生き方に今進路を悩む学生としてとても尊敬できました。今回聞いたお話しを今後の進路選択や新しく始めることに活かしたいと感じます。

・深海さんが家業である呉須の製造を継いだ話を聞いて現在後つぎが少なくなってきている伝統産業を未来にのこしていくには私たちのような若い世代がより地元に目を向けて興味を持ち知っていくことが伝統を絶やさないようにするための第一歩だと感じました。

・自分は有田焼とかその色の違いとか正直あまり興味を持っていなかったのだが、深海さんのお話しを聞いて、一つ一つの焼き物がこんなにもこだわりを持って、丁寧に作られているのか、や、同じように見える色も職人の目から見たら全く別の色だし色ってそもそもこんなにも種類があるのか、など普段生活していたら絶対知れないようなことを学べて感動した。これからはもっと焼き物などの伝統的なものにも興味を持っていきたいと思った。

・深海さんの講演を聞いて佐賀でこんなにすごく活躍されている人がいるんだと思った。自分は佐賀で生まれ育ったため、有田焼の存在は知っていたが、正直そこまでの興味はなかった。しかし、今回の講演を聞くと有田焼の作り方や大変さ現状などを知ることができ、さまざまな課題に立ち向かって努力している深海さんの話を聞くことに熱中していた。呉須をつくっている会社が日本に10社程度だと聞き、これらの大切なものがなくならないように一生懸命頑張っている深海さんを心の底からすごいと思いました。

・深海商店という名前は初めて耳にする名前でしたが、講演から数日経った今でも青色のツナギと私たち学生にも丁寧にご自身の仕事内容を説明してくださったことを覚えています。この度は講演くださりありがとうございました。

以上です。

今後も有田焼のファンを増やすことや地元産業に対して感心や誇りを持ってもらえるような活動を続けたいと思います。

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