Designed by 岩尾玄樹
1/25(木)-26(金) 10:00~17:00に佐賀県陶磁器工業協同組合にて彩色展 SAI-SHIKI Exhibition 2024を開催いたします。
Table of Contents
テーマ
今回の開催テーマは
「呉須・釉薬・上絵具の表現の豊かさ。」
です。
メッセージ
有田焼は1610 年代中頃には当時日本国内で珍重されていた中国磁器を手本として誕生しました。有田焼は当初から中国と同様に、呉須を用いた染付製品を基本としています。つまり、有田焼には始まりから “色” があるのです。
それから程なく色絵が開発され、呉須・釉薬・上絵が作る“色”は世界中から賞賛される有田焼の美を彩ってきました。
現在、日本の伝統工芸は衰退の一途をたどり、数年後には消滅する危機に瀕した物が多く、これは有田焼を含めた窯業界も同様です。
この衰退の一途をたどる窯業界において、全国的には窯業産地に彩色業の専門企業があることが稀有となっています。
そのため、産地のニーズに合わせた品質の良い呉須・釉薬・上絵を手に入れる事は徐々に難しくなってきています。
深海商店に足を運ばれる方が見本皿を見て、
「こんな色があったんだ!」、「見本皿全種類見ていきたいです!」、「見本皿を見ているとワクワクします!」「どれも欲しくて選べない!」
と言われ、新しい “色” に心踊らせる様子を多く見ました。
窯業界の方の好奇心と創造力を搔き立て、作品・商品になっていくことを支えられたら。
それが関わる人みなの喜びと新しい未来を切り拓くことに繋がると思います。
そこで“色を創造する”我々ができる一つの形として、
皆さんの好奇心と創造力を心の奥底から湧き上げ搔き立てるための彩色展を開催いたします。
ぜひお立ち寄りください。
※主に窯業界・学生向けのイベントですが、一般の方もお立ち寄りいただけます。
展示内容
深海商店:1000種類以上の呉須・釉薬見本皿/呉須の製造工程動画/呉須の新用途
佐賀大学肥前セラミック研究センター:漂着軽石を用いた釉薬の紹介
佐賀県窯業技術センター:上絵見本皿/上絵具新規技術/iroeアプリ
26(金)11:00~には(株)深海商店の深海宗佑による、呉須・釉薬の製造工程の紹介プレゼンも実施いたします。
義援金の受付
令和6年能登半島地震の影響により、各地に甚大な被害が生じております。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。
輪島塗や九谷焼など伝統産業を多く擁する能登半島地震の被害は他人事ではないと思い、彩色展でも義援金箱を設置いたします。
これは有田町が設置する募金箱の設置場所の一つとして展示期間中のみ追加設置いただく予定です。
この義援金は全額有田町社会福祉協議会(日本赤十字社有田町分区事務局)に寄付いたします。
領収書(税控除等)をご希望される場合や日本赤十字社へ直接送金される場合などは
有田町HPをご確認ください。
会場での領収書発行はできません。
概要
開催日時:1/25(木)-26(金) 10:00~17:00
入場料:無料
主催:株式会社深海商店
Designed by 岩尾玄樹 ( @iwao_genki )
photo by 壱岐成太郎 ( @seitaroiki )
会場:佐賀県陶磁器工業協同組合1階