2023年12月10日に「釉薬づくり入門 有田焼の老舗材料店に教わる調合例」というタイトルで出版いたします。
==書籍情報==
\\\1548個のテストピースと調合を大公開///
”釉薬”ってどう読むの?という焼き物を始めようとされている方から、釉薬作りに挑戦されている作家さん・窯元さんが手元に置いておきたい本です。
この本では258種類の調合例に対して、それぞれ磁器土・白土・赤土の3種、酸化焼成と還元焼成の2種類で焼いた結果の1548個のテストピースをカラーで公開。
この本の使い方は、釉薬への理解度合いに応じて様々です。
初めて釉薬の調合を試みるという方は、まず作ってみたい釉薬のテストピースを本の中から見つけてみてください。そして、本に記載通りの調合で釉薬を作ってみましょう。
オリジナルの釉薬を作ってみたい方は、原料に組み合わせを自分でできる位の知識が必要になりますので、コラムなど本に書いてあることが分かる位読み込んでみましょう。本に記載の調合を土台にオリジナルの釉薬調合を行ってみてください。そうしていくうちに釉薬への理解がさらに深まります。
著者は、陶芸の町・佐賀県有田町に店をかまえる老舗の釉薬・色絵の具会社の後継者。400年以上続く老舗の調合例を惜しみなく紹介します。
著者:深海宗佑
判型:B5変形判(210×182㎜) 176ページ オールカラー
定価:2,970円(税込)
出版社:株式会社 誠文堂新光社
■目次
1章 釉薬づくりの基本
釉薬の基本/釉薬の原料と役割/焼成について
2章 基礎釉の調合
(1)石灰透明釉 (2)石灰バリウム釉 (3)バリウム釉 (4)アルカリ釉 (5)マグネシアマット釉 (6)チタンマット釉 (7)亜鉛華マット釉 (8)土灰釉 (9)ワラ灰釉 (10)錫乳濁釉
3章 色釉の調合
各基礎釉(1)~(10)に、6種の着色剤、鉄・銅・コバルト・クロム・マンガン・ニッケルを3段階の量で添加
コラム:釉薬をマットにする/ゼーゲル式と三角座標/アルカリと結晶剤と焼成と色彩/日本の磁器発祥の地「有田」
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