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ものスゴTOURについて
10月8日(日)にものスゴTOURを深海商店で行いました。
主催:佐賀県庁さん、運営:FM SAGAさん
MC: 德丸 英器さん 飯地紀美子さん
お手伝い: 山口 みずえさん
まずは、エントランスで呉須・釉薬の歴史や製造工程などをご説明いたしました。
その後、呉須・釉薬工場をご見学いただきました。
それから、オリジナルの釉薬を作ってもらい、それを使ってオリジナル箸置きを作ってもらうワークショップを行いました。
ワークショップ手順
①好きな箸置きを選ぶ
②呉須で箸置きの底面に名前を書く
写真提供:長崎新聞社さま
③呉須が乾いたら、撥水剤を箸置きの底面に塗る
④撥水剤を乾かす
⑤質感を決める釉薬を3種類の中から決める
石灰釉…ツヤツヤした質感
99花白マット…少しマットな質感
花白マット…マット質
⑤濃度45%の釉薬150mLをメジャーカップに入れる
⑥色を決める金属をどれにするか決める
Cr(クロム)…緑色
Mn(マンガン)…黒
Fe(鉄)…水色~黒
Co(コバルト)…青
Ni(ニッケル)…灰色
写真提供:長崎新聞さま
⑦金属をスケールで計量する 最大10g
参考:今回、全量に対し、1gは1%
⑧金属と半量の釉薬を乳鉢に入れ、乳棒で5分~10分間よくすりつぶす
⑨液体を乳鉢から釉薬入れに入れた後、メジャーカップの釉薬を乳鉢に入れ釉薬入れに入れる
注意:金属が沈殿しない様によく混ぜる
⑩箸置きを釉薬に2秒程ひたす 浸し過ぎ注意
⑪箸置きの底面をスポンジで拭く
⑫釉薬入れ・乳鉢乳棒・メジャーカップをよく洗う
なんと参加者の中には、
FMSAGAさんのラジオを聞いて、長崎県、熊本県、福岡県の方もたまたまご参加されたそうです。
他にも、美容室でラジオを聞いて即お申込いただいたんだ方もおられました。
驚いたのが、なんと満足度が100%!
(とても満足した:96.4%・満足した:3.6%)
参加者の皆さまは世代を超えてとっても楽しそうにしておられました。
お話しを聞いていくと、
ろくろ体験や絵付け体験は普通にあるが、実際の工場で釉薬をつくる体験はなかなかないため、化学実験のようで楽しかった。焼いてみないとわからないワクワクが後日まで続くのが良い!
ということでした。
参加者の声
他にも、ご参加いただいた方の声を抜粋すると、下の様にお声をいただきました。
・ふだん体験できないことをありがとうございました。どんな色がでるのか楽しみです!
・釉薬や呉須について、新しい知識が得られて良かった
・釉薬作り最高に楽しかったです。
・説明がわかりやすく、とても楽しかったです。
・呉須、釉薬の歴史から製造工程まで深く体験できた。
・授業で勉強している釉薬を実際に作っている現場を見ることができたので今後の研究に生かしたいと思います。
・実際に自分で釉薬を調合して塗るところまでできて良かった。深海商店の方も質問に丁寧に答えてくれて、いい経験ができました。
・釉薬のことについて色々と詳しく知ることができ、また、体験を通して焼き物に触れられて楽しかったです。
・実際に本物の釉薬を、指導のもと実験を行うことで、より深く知れて今後に生かせると思いました!!
・釉薬つけが楽しかった(2個じゃなくて4個でお願いします)
焼成した結果この様になりました。
有田焼や呉須・釉薬の面白さが伝えられて幸いです。
メディア掲載
当日の様子は長崎新聞さんと西日本新聞さんにて掲載されております。
長崎新聞さまの記事はこちらから
西日本新聞さまの記事はこちらから
当日動画
当日の様子を撮影した動画が公開されました。