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釉薬 - 陶磁器知識

Glaze - Knowledge

釉薬 - 陶磁器知識

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釉薬(ゆうやく)とは? 陶磁器の「ガラスの衣」

釉薬(ゆうやく、うわぐすり)とは、陶磁器の表面を覆うガラス質のコーティング層のことです。
素焼き生地の器に掛けて高温(1200℃以上)で焼くことで、原料が溶けてガラス化し、器に「光沢」や「色彩」を与えます。

専門的には「珪酸(けいさん)塩化合物」を主成分とする溶液ですが、陶芸の世界では、土と炎が織りなす化学反応を楽しむための重要な要素です。

釉薬の起源:古代エジプトから続く探求

釉薬の歴史は古く、紀元前3500年頃の古代エジプトにまで遡ります。
当時、銅の精錬を行っていた炉の中で、壁の成分(石英)と燃料の灰が偶然反応し、キラキラしたガラス状の物質が生まれたのが始まりと言われています。

それから5000年以上が経ち、科学技術が進歩した現代でも、実は釉薬の全容は完全には解明されていません。
土と炎が織りなす複雑な化学反応には、まだ人類が知り得ないメカニズムが隠されているのです。

「釉薬は奥深い」。
私たちはそう思いながら、日々この素材と向き合っています。

 

釉薬の原料と化学(18種類の元素)

釉薬は、地球上に存在する118種類の元素のうち、わずか18種類ほどの組み合わせで作られています。
それぞれの役割を簡単に解説します。

1. 骨格を作る(ガラスの素)

  • Si(ケイ素):長石や珪石に含まれる、ガラスの主成分です。

2. 溶けやすくする(接着剤)

  • Al(アルミニウム):粘土に含まれ、釉薬に粘り気を与えて素地との接着を良くします。
  • アルカリ金属・土類金属(Li, Na, K, Mg, Ca, Sr, Ba):長石や灰に含まれ、高温で溶けてガラス化を促進します。

3. 色をつける(着色剤)

  • 金属元素(Fe, Cu, Co, Mn, Cr, Ni, Ti):鉄、銅、コバルトなど。微量を混ぜるだけで、鮮やかな色や複雑な窯変を生み出します。

もっと詳しい「釉薬」の話はオンラインストアで

深海商店の公式オンラインストアでは、釉薬の種類(透明・マット・結晶など)や、失敗しない選び方、トラブル対策などをまとめた「完全ガイド」を公開しています。
プロが使う高品質な釉薬の購入も可能です。

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